旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【世界一周】カナダ

カナダのプリンスエドワード島・シャーロットタウンに寄港しました。

 

赤毛のアンの舞台となった島です。私も朝の連続テレビ小説花子とアン」を見ていたのでちょっと楽しみにしていました。
しかし、天気は雨。ががーん。
しかも寒くて体調も万全ではないという…。
そんな状態でアンの家のあるグリーンゲイブルズへ向かうことになりました。

 

けれど、予想以上にグリーンゲイブルズは木々に囲まれた自然豊かな場所で、心洗われる景色が広がっていました。シラカバの混じった林やワスレナグサの咲く美しい道。とてもきれいでした。

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家の二階にあるアンの部屋には、ふくらんだ袖のドレスやギルバートの頭にぶつけた石板、孤児院から来る時に持ってきたトランクもあって、本の中の世界が現実になったみたいで嬉しくなりました。キラキラした夢のような時間が過ごせたなあ。

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町に戻ってからはCOWSというアイス屋さんへ。サーティーワンとは違ったフレーバーがたくさんあってテンションが一気に上がりました。よくあるバニラやチョコだけじゃなくてバースデーケーキ味とかもあったり。
ちなみに私はチョコ付きコーンにPEI(プリンスエドワードアイスランドの略)ストロベリーとキャラメルミルクをチョイス。寒さも忘れてぺろりと平らげました。超おいしかった。

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そしてこの町の名物、ロブスターを食べに行きました。
グリーンゲイブルズに連れて行ってくれたタクシーのドライバーのおっちゃんも「シャーロットタウンのロブスターは世界一おいしいから」って力強く言ってたので期待が高まります。
私はロブスターロールっていうホットドックのロブスターバージョンを食べることにしました。

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そもそもロブスターってエビ?カニ?ザリガニ? 日本に帰ってから調べてみよう。
味は想像していたよりもうまみが濃くておいしかったです。ドライバーさん嘘つきじゃなかった。次もし来ることがあったら丸ままのロブスターと食べようと思いました。それくらいおいしかった。

【世界一周】アイスランド

アイスランドレイキャビクに寄港しました。
ツアーで乗馬体験とブルーラグーンへ行ってきました。

 

アイスランドは火山の島で、私の見た限りでは、岩のごつごつした大地に苔と地衣類が生えているのがほとんどというような土地でした。たまに木や植物が生えているけれど、木の高さは低いし、植物も茂るってほどではない。少し寒々しい印象を受けました。
まあ、世界最北の首都だからこんなもんなのかな。寒いもんね。

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乗馬センターで乗った馬はアイスランド固有の馬で、足が短くて小柄なのが特徴らしいです。かわいい。私を乗せてくれた子はチョコレート色。そして眠たそう。

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乗馬体験中は1列で進んでいくんですが、前に歩いてる馬に追いつこうという気がないのか、ゆっくり歩くし、たまに道の脇に生えてる草を食べたりしてて、自由さと食いしん坊なところになんとなく親近感を覚えました。

 

そして午後からは世界最大規模の温泉と言われるブルーラグーンへ。少し緑がかった乳白色のお湯がきれいでした。
そして、久しぶりの湯船に感動。嬉しい。日本を出発してからだから、約2カ月ぶりの湯船。あったかいお湯につかってほっこりしました。
ちゃんと泥パックもしました。周りのお客さんも顔面真っ白で、はたから見るとすごいシュールな光景なんだろうなと思いました。あと、お湯には海水を混ぜてるのか、ちょっとしょっぱいのにはびっくりしました。

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町に出る時間はほとんどなかったんですが、ちゃんとアイスランディックホットドックなるものをいただきました。通常のホットドックに生のオニオンだけじゃなくフライドオニオンが入っていて、上に謎の薄茶色のソースがかかっていました。味はまあまあ。

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アイスランドは全く下調べをしていかなかったのが反省点。何がおいしいのか調べてきたらまた違ったかな。ツアーのガイドさんによると、近年観光業が盛んになってきているらしいので、あと数年してから行くのも面白いだろうなと思いました。

【世界一周】ノルウェー

ノルウェーのベルゲンに寄港しました。

 

寄港するたびに雨が降ると聞いていたけれど、晴れました。素晴らしい。
しかし、ノルウェーは行った寄港地の中で今のところ一番物価が高い国でした。コンビニで買った500mlのミネラルウォーターが350円しました。貧乏旅行にとってはつらい現実。

 

それでもノルウェーサーモンが食べたくて、ちっさいパンに薄っぺらいサーモン2切れ乗ってるオープンサンドを食べました。これで800円。ひもじいなあ。

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一応観光もしてきました。フロイエン山に登って眼下に広がる町並みを眺めたり、森林浴したり。日本人が思う森らしい森を久しぶりに見た気がします。私自身が山育ちだっていうのもあるとは思いますが、やっぱり山や森があると落ち着きますね。

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世界遺産ブリッゲン地区はカラフルな木造家屋がデンマークのニューハウンと似てますが、こっちの方はよく見ると全体的にちょっと傾いていて、少し不安を感じる建物でした。大丈夫かな…。

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今の季節は北欧は白夜の時期。日の入りが22時と夜でもすごく明るくて、しかも気温もあったかいので、晩ごはんはピクニックをすることにしました。こんなこと初めて。「晩ごはん」で「ピクニック」ですよ。
スーパーとコンビニと市場で食料買い込んで、たまたま遭遇した同じ船に乗ってる若者3人でピクニックしました。楽しかったなあ。

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【世界一周】デンマーク

デンマークコペンハーゲンに寄港しました。

 

ニューハウンの街並みはどの建物もカラフルで、どこから写真を撮っても絵になる。きれいでした。アンデルセンの住んだ家も見てきました。

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そして、「世界3大がっかり」と言われている人魚姫の像を見に行きましたが、想像したよりがっかりしませんでした。おそらく事前にがっかりだと聞かされていたからだろうな。背景には風力発電の風車が見えたり、海の水も澄んでいて、けっこういい場所に建っていました。

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それよりも、コペンハーゲンの街に点在する噴水や銅像がどれも予想外で面白かったです。例えば牛の鼻から水が霧状に噴き出している噴水があったり、川に沈められた5人の人物の像やエヴァンゲリオンに出てくる使徒のような像があったり。アート?ホラー?よくわからない噴水・銅像がたくさんありました。もっと時間があったらじっくり探すのにな。でも見ててすごく楽しかったです。

 

今回食べたものはこんな感じ。
ウィナーブロー(甘いペストリーが乗ったデニッシュ。セブンイレブンで買ったら100円くらいでした)

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スモーブロー(いろんな具材の乗ったオープンサンド。一番右のジャガイモベーコンが一番おいしかった)

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チョコレートドリンク(ストローがバキバキに割れててうまく中身を吸えなかった。でもサラサラ飲める感じでおいしかった)

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あとは、雑貨屋さんでピアスを買ったり公園でぶらぶら散歩したり、ゆったりとした1日が過ごせました。ヨーロッパに来てから思ったんですが、ヨーロッパって街中にどーんとでっかい公園があって、しかも木がたくさんあるし、芝生も広くてすごく過ごしやすい。地元の人もピクニックに来てました。芝生の上にごろんと寝ころべるようなこんな公園が日本にももっと増えるといいなと思いました。

【世界一周】フィンランド

フィンランドヘルシンキに寄港しました。
夢にまで見た北欧フィンランドフィンランドといえば、ムーミンマリメッコイッタラサルミアッキ!楽しい1日になる予感しかしないです。

 

まずはウスペンスキー寺院へ向かいます。ロシア正教の教会らしく金色のタマネギ屋根がかわいい。

 

そのあとにマーケット広場を通ってヘルシンキ大聖堂へ。「大聖堂はすっごい大きいから」と聞いていて、確かに大きいなと思ったんですが、中はそれほど広くない。何でだろう。ただ壁が厚いだけなのか?もしや隠し部屋があるのか?うーん。誰か答えを知ってる人がいたら教えてください。

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それから「ロックチャーチ」と呼ばれているテンペリアウキオ教会へ行きました。岩を削って作ったような教会で、デザインがすごいステキ。こういう教会が次の世代を担って行くのかな、とふと思いました。

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再びマーケット広場に戻ってきて、シナモンロールを食べました。
ただのシナモンロールとは違って、味に深みがある感じ。おそらくシナモンの他にジンジャーやクローブといったスパイスが入ってるんじゃないかと思います。上に乗ってる小さい粒の砂糖も食感のアクセントになっておいしかったです。

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そして最後に、世界一まずいと名高いサルミアッキもスーパーで買ってきて食べてみました。真っ黒い塊。私の買ったのはグミタイプでした。

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グミだから甘いと思っていたら、めっちゃしょっぱい!そして味わったことのない味がする!薬草というか漢方というか、とにかく何にも例えがたい味。しかも歯にひっつくから、ずっと口の中に存在を感じる。息をするたびに鼻にぬけていく何とも言えない香り。うーん。フィンランド人はこれが大好きっていうのが理解に苦しみます。食べられなくはないけどね。
いい思い出が増えました。
また行きたいなフィンランド

【世界一周】ロシア

ロシアのサンクトペテルブルグに寄港しました。
思っていたより暑くてびっくりしました。フランスもイギリスもあんなに寒かったのに、もっと北にあるロシアが何でこんなに暑いんだ…。

 

ロシアはビザか何かの関係で、ツアー行動でのみ外出許可が出る国でした。なので、今回私はエルミタージュ美術館と血の上の救世主教会へ行くツアーをチョイス。ただ、ツアーはなかなか自分のゆっくり見たいところが見れないのがネックなんですよね。30人1チームくらいでぞろぞろとエルミタージュを流れるように見学しました。

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エルミタージュ自体はきれいだったんですが、やっぱり見足りないんですよね。次来る時があったら丸1日をかけてじっくり見たいと思います。

 

血の上の救世主教会はタマネギ屋根がかわいいロシア正教の教会でした。
中もすごい豪華だし美しい。モザイク画が壁一面にびっしりと並んでいます。

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ごはんはボルシチとビーフストロガノフをいただきました。特に気に入ったのはボルシチに入れたディルっていうハーブ。このハーブがけっこう好きで、机に一つディルの入ったお皿が置いてあるんですが、ビーフストロガノフの付け合わせのマッシュポテトにめっちゃかけて食べました。たぶん昼食会場でこんなにディルを食べたのは私くらいだと思います。
日本に帰ったら庭でディルを育てようと決心しました。

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お土産屋にはこれでもかってくらいマトリョーシカが並んでて、だんだんかわいく見えてきたので小さいマトリョーシカを1つ買っちゃいました。

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【世界一周】スウェーデン

スウェーデンヨーテボリに寄港しました。
船の着いた港から街の中心まで11kmも離れてると聞いて、全く街まで出る気がなかったんですが、タクシー乗り合わせて行くっていうチームの人数合わせに呼ばれて結局街まで行ってしまいました。

 

でも行って良かった。
街並みもきれいだし、人が穏やか。お店の店員さんもいい人ばっかりでした。

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お昼ごはんはショットブラールという、ミートボールのジャム添えを食べました。ミートボールと言うよりハンバーグくらいの大きさの肉の塊。ジャムは思っていたより甘くて、最初はびっくりしながら食べたけど、慣れるとジャムの甘さとソースのしょっぱさがちょうどよくて、「これはこれでおいしいな」と思いました。

日本では家具インテリアショップのイケアでも食べれるらしいので、帰国したらイケアに行ってみようかと思います。

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あとは、カフェでよく見かけたモロツカーカっていう白いケーキも食べました。
何味って言えばいいんだろう。上はレアチーズケーキのチーズ抜きみたいな感じで、下はちょっと固めのスポンジ生地。私の注文したのは珍しくフルーツが乗ってて、優しい甘さでした。

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今回の船旅のメイン、北欧にやっと入ってウキウキしてきましたが、よく考えてみると旅も折り返し地点。早いなあと思うと同時にまだ旅が終わってほしくないという気持ちも湧いてきます。あと半分、悔いの残らないように楽しみたいです。

 

【世界一周】ドイツ

ドイツのハンブルグに寄港しました。
とっても楽しみにしていた寄港地の一つです。でも、朝から小雨が降ったりやんだり。今までの寄港地はけっこう晴れていたので、雨女の力を発揮してしまったかなあと思います。

 

まずは倉庫街を見に行きました。世界遺産になったばっかりだとか。
赤レンガの倉庫がきっちりかっちり並んでます。雰囲気は静かですごくいい。

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次に聖ミヒャエル教会へ。世界遺産じゃない教会に立ち寄るのはこの旅で初めてかもしれない。白と金色が美しい教会でした。
教会の向かいの店ではカリーヴルストを食べました。
どんな味だろうと楽しみにしていましたが、ソーセージを切って、ケチャップベースのソースをかけて、カレー粉かけただけ。ふーん、こんなもんか、という味でした。おいしかったけどね。

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市庁舎はさすがガイドブックに載るだけある感じでした。すっごいきれいだし、時計塔も立派。しかも市庁舎自体が大きくて写真に収まりきれないくらいでした。なんだかんだで1日で3回くらい見に行きました。

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1回目の昼ごはんはハンブルグ中央駅にあるビアバーへ行きました。3人で行ったので3杯注文してまわし飲み。おじさんが描いてあるブランドの白く濁ったビールが一番おいしかったです。

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2回目の昼ごはんはアスパラガスとベーコン。ドイツ人は白アスパラガスに命かけてるって聞いたので、白アスパラガスが食べたかったけど、店員さんが「白も緑も一緒よ」って言った(おそらくお店に白アスパラガスがなかった)ので、普通に緑のアスパラガスを食べることになりました。でも、主役以上の存在感があった付け合わせのジャガイモが特においしかったです。
ここでもビールをまわし飲みしました。ほろ酔いでいい気分。

 

ちなみにドイツで一番人気らしい、シュヴァルツキルシュトルテってケーキも食べました。日本で言うショートケーキのポジションかな。
ドイツっておいしいものたくさんありました。まだまだハムもソーセージも食べ足りないし、プレッツェルだって食べ足りない。確実に太る道を歩んでいます。
でもおいしいものってやめられないんですよね。えへへ。

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【世界一周】イギリス

イギリスのドーバーに寄港しました。
船からはホワイトクリフっていう白い崖がきれいに見えてました。

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ポンドってなんだか高いなーってイメージでした。日本円に換算すると1ポンド160円くらいなんですが、現地の人はおそらく1ポンド100円くらいの感覚で使ってるから、ちゃんと計算しないと軽食でも1000円くらいしてしまいます。ひや~。

 

まずは電車で世界遺産カンタベリー大聖堂を見に行きました。
天井が高くてステンドグラスもいたるところにあって、すてきな空間でした。
ずっと改修工事をしているらしく、世界遺産っていうのは保存するのに維持費もかかるし大変なんだろうなと思いました。日本ではどうなんだろう。全然意識したことなかったので、ちゃんと調べてみたいです。

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昼ごはんは、イギリスと言えば…というあの食べ物です。そう、フィッシュアンドチップス。塩とビネガーをかけていただきます。
味は、パンチのないぼんやりした感じでした。下味つけたりハーブでも添えればもっと美味しくなるのに、と思いながら食べていました。クレイジーソルトとか合いそう。

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あとはコーニッシュパスティという、肉や野菜を包んだパイのようなものも食べました。中身は、あえて言うならイギリス風肉じゃがかな。牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ。こちらもけっこう薄味。

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イギリス人はシンプルな味が好きってことなんでしょうかね。

 

今回はポンドにビビりすぎて、公園とかでのんびりするしか楽しめなかったですが、次回はロンドンの大英博物館に行ったり都会を楽しみたいなと思います。

【世界一周】フランス

フランスのル・アーブルに寄港しました。
めっちゃ寒い。いきなり冬が来ました。最高気温は14℃だそうです。
ル・アーブルは街自体が世界遺産らしいのですが、今回はそこへは行かず(今思うともったいない)、モン・サン・ミシェルへ向かいました。

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憧れのモン・サン・ミシェル
しかし、修道院のてっぺんにいるはずの大天使ミカエル像は改修工事のため取り外されたばっかりでした。なんてこったい。

 

とりあえず修道院の中へ。幾何学的な模様になっているステンドグラスは、シンプルだけど薄く色づけされていてきれいでした。こういうすてきなものに出会うと「世界はアートに満ちている」って思います。特に宗教に関わる建築は美しい。

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モン・サン・ミシェルと言えばオムレツだけど、味がイマイチだという情報を手に入れたので、じゃあ食べるならおいしいものがいいなと思ってクイニーアマンを買いました。甘くておいしい。

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そういえば、このあたりの景色や生えてる植物を見て思ったのが、日本に似てるってことでした。特に北海道。山がなくてずっと向こうまで平らなんです。家もポツン、ポツンとした間隔で建っている。あと、地中海周辺の国は緑が少なかったのに比べて、フランスに来てからは背の高い木が何本も並んでたり、青々とよく茂った草原がある。さらに、タンポポカラスノエンドウをはじめ、河原でよく見るような雑草も生えていました。空にはヒバリがピチピチ鳴いていて、フランスに来て日本を考えるなんて思ってもみませんでした。気候が似てるんでしょうか?
世界って面白いなあ。

【世界一周】ポルトガル

ポルトガルリスボンに寄港しました。
朝は空気が涼しく、太陽はほんのりあったかくて、とってもいい日でした。風も気持ちいい。

 

まずはベレンにあるジェロニモス修道院へ向かいました。
豪勢な造りの修道院。緻密な彫刻がいたる所にありました。なんでも建設に100年近くかかったとか。それくらいかかったのも納得できます。

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ただ、無料で入れる教会の方は「ザ・観光名所」という感じで、あまりにも人が多くて疲れました。私は教会の厳かな雰囲気が好きなのに、残念だなあ。しかたないのかなあ。
中庭のある方は有料で、こっちはゆったりとしていて良かったですけど。

 

気を取り直して、エッグタルトを食べてきました。
日本で食べるのとは違って、こっちではパリパリサクサクのパイ生地でした。春巻きの皮に近いかも。ひとくちかじるとパリっとした食感とともに、とろっとしたちょうどいい甘さのカスタードが口の中に広がって、何個でも食べれそうなほどおいしかったです。しかもどこの店もだいたい1個1ユーロ。そりゃ隣の席の男性も1人で3個注文するよね。

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昼ごはんはバカリャウっていう干しダラ料理を食べました。

お店のお兄さんおすすめのグラタンみたいなオーブン焼きを注文。大好きな味でした。おいしいものたくさんあって嬉しい限りです。

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ポルトガルは基本的に街並みがとってもかわいいんですよ。
壁がパステルカラー(例えば薄いピンクや水色、たまご色)だったり、おしゃれなタイル貼りだったり。乙女心をくすぐるような風景が広がっていました。

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次行く時は、カステラの原型のパンデローを食べたいし、おすすめされた水族館にも行きたいし、ファドっていう音楽を聴きながらワインを飲みたい。今回は帰船リミットが16時と早くてなかなか満喫しきれなかったので、またリベンジしたいです。

【世界一周】スペイン

スペインのモトリルに寄港しました。

 

イスラム建築の最高峰といわれるアルハンブラ宮殿へ。
ここは建物というよりも庭園がメインなんじゃないかというくらい、広大な敷地に木や花が所狭しと植えられていました。

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宮殿自体は人も多くて、あんまりゆっくり見る時間はなかったけれど、イスラム建築特有の幾何学模様やタイル細工、鍾乳洞状のアーチが美しかったです。

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港方面に帰ってきてからは、スーパーに寄って買い物しました。
スペインのオリーブオイルは質がいいという情報を手に入れたので、1Lのボトルを2本手に入れました。2本で5.7ユーロ。安い。
さらに、サラミの種類で「白カビサラミ」っていうのがあるんですが、私は普通のサラミよりおいしいと思ってて、日本で買うと結構いい値段するのにこっちでは1~2ユーロ。そして、生ハム55グラムのパックも1ユーロで買いました。こんなに安かったら毎日食卓が幸せだ。

 

小腹が空いたので近くのカフェへ。
スペイン南部のあたりでは、ビールを注文するだけでタパス(小皿料理)が1皿無料でついてくるんです。しかもビール代は安いときた。うひひ。
私の行った店ではハムとチーズのベーグルサンドとポテチがついてきました。
これだけ食べたらお腹いっぱい。

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あと、スペイン人ってすごく優しくて気遣いができる人ばかりという印象を受けました。
道を渡るのに信号はなくて横断歩道だけがあるんですが、必ずと言っていいほど車が止まってくれる。こわそうなおじさんも、チャラそうなお兄さんも止まってくれる。
それに、おやつだけ買おうと思ってレジ待ちしている時に、前に並んでたおばちゃんが「私、商品多いから先にレジ通っていいわよ」と順番を譲ってくれました。
この旅が始まってから、人々の優しさに感動したのはスペインが初めてでした。

 

スペイン絶対また行きます。

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【世界一周】イタリア

チャオ!
イタリアのカタニアに寄港しました。

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マンドリンの音楽がよく似合う、カラっとした陽気な雰囲気の国でした。
マンドリンって分かります?

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右側の人が弾いている楽器がマンドリン。小さい琵琶みたいなやつです。
私も大学時代にマンドリンを少しやっていて、懐かしいなあという思いとともに路上ライブを聴いてました。でも、マンドリンをあんなに激しく楽しく演奏しているのを見るのは初めて。ひとりで大興奮してました。
結局30分くらい聞いていて(周りのお客さんの中で一番長く聞いていた)、思わず10ユーロのCDを購入してしまいました。うん、いい思い出。

 

寄港時間が短いのもあってバタバタしてたけど、食べるものはしっかり食べてきました。
まずはアランチーニ。ミートソース味のライスコロッケみたいなものです。

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昼ごはんはパスタとピッツァ。
ワインもいただきましたが、全く渋みもなくて、さらさらーっとした飲み口。あー、おいしかった。

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カンノーリも5本食べました。筒状にしたクッキー生地の間にクリームがたっぷり入ってる甘いおやつです。
NHKの番組「グレーテルのかまど」で紹介されて以来、ずっと食べたかったスイーツ。食べれて幸せ。

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最後に、シチリアのシンボルで、3本足がにょきにょきって顔から出てる謎の人(?)。

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小さい頃見てたアニメの「魔法陣グルグル」に出てきそうな雰囲気を感じる。なぜこうなったのか理由を知りたい…。というか、シンボルがこれでいいんだ。イタリアって面白い。

【世界一周】ギリシャ (ピレウス)

ギリシャピレウスに寄港しました。
アテネまでメトロで約30分。アテネはびっくりするくらい観光客だらけでした。

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そしてギリシャは財政難だからか、パルテノン神殿の入場チケットが20ユーロもしました。結構高い。
地球の歩き方にはパルテノン神殿や他の遺跡も見れる共通チケットが12ユーロって書いてあったのに。貧乏旅行にとっては痛手です。
しかも神殿は工事中。どの角度から撮っても機材が映ります。工事、いつ終わるんだろう。
でも高台にあるので見晴らしは抜群。街が一望できました。

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パルテノン神殿を見ながら思ったのは、ギリシャは石を彫る文化だったんだなあってこと。日本はどっちかと言うと木彫りの文化じゃないですか。地質や植生なんかにも左右されるんだろうなと思ったり。ということは、日本の石は風化しやすいのかな。または、ギリシャとは違って森があるから、加工しやすい木という素材を使って大仏さまとか五重塔とかを建てたってことなのかも。だってギリシャキプロスも山はあるけど森がないし。
そんなことを考えながら街中を散策してました。
だれか詳しく解説してくれる人いないだろうか。

 

そして恒例の食べたもの紹介。
クルーリー。ごまトッピングの輪っかパン。

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パスティチオ。ムサカのマカロニバージョン。ミートソース味。

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今日もお腹いっぱい。ごちそうさまでした。

【世界一周】ギリシャ (サントリーニ)

ギリシャサントリーニに寄港しました。
サントリーニ島は火山の島なんだそうです。知らなかった。

 

港から崖の上の町まではロバで登ります。
私の乗ったロバはお年寄りだったのか、足腰弱くて何度も段差を踏み外したり壁にぶつかったりしてました。だいじょうぶかいな。やっと20分かけて崖の上へ。ごめんね、ロバじいちゃん。運んでくれてありがとう。

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サントリーニ島の中でも一番有名な景色が撮れる「イア」って町に行きました。
白い壁と青いドーム状の屋根のある教会が海と空に映える素敵な場所でした。
本当に景色がきれい。

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お昼ごはんにはムサカを食べました。
ジャガイモとナスとミートソースが層になってるグラタンみたいなオーブン料理。
すごいおいしい。これは家で再現したい。

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おやつにはギロピタ。
ファストフード感覚で食べるのかな。
これはかなりお気に入り。ギリシャ料理っておいしい!

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そう言えば、高校で世界史Aの授業を受けてる時、先生がパネルでサントリーニ島の写真を見せてくれたことを思い出しました。
あれから約11年。やっと憧れの地に行けたなぁと、しみじみ思います。

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