【ワーホリ】ワーホリ民、車を買う
ワーホリで車を持つか持たないか。これはけっこう悩みどころですが、私は必要にかられて車を買うことに。でもこれが正解でした。
なんせ、私がケリケリで住んでた家は町から4.5kmほど離れた場所にあったので、思い立った時に買い物に行けないのが難点。
がんばって1時間ほど歩けば町まで出れますが、重い荷物を持って帰ってくるのは無理。なので、一緒に働いてる友達に週一回、車でスーパーマーケットに連れて行ってもらってました。
職場までは徒歩5分でも、どうにもこうにも不便すぎる立地。本当に職場と家との往復しかしてない日々が続きました。
車を手に入れれば、どこへでも好きな時に好きな場所へ行ける。
「よっしゃ、こうなりゃ買うしかないかな」と一念発起して、購入することに決めました。
まずは、国際免許が切れる前にニュージーランドの免許証を取得することに。準備ができていれば、日本人なら試験もなく簡単に取れるようです。
必要なものは申請書類、パスポートのコピー、日本の免許証のコピー、免許証の翻訳。
AAという車の手続き関係のオフィスで申請します。
準備が少し面倒だったのが、免許証の翻訳。交通局(NZ Transport Agency)が指定する翻訳会社に、指定の様式で書いてもらわなきゃいけないんです。
私は色々探して、クアカ翻訳サービスにお願いすることにしました。ここは担当者が日本語話せたし、翻訳作成もスピーディーで助かりました。母国語が通じるって本当にありがたいです。
クアカ翻訳サービスのHPはこちら http://kuakatranslations.co.nz
そしてAAへ。
あとは提出するだけです。
しかし、まさかここで難関が待ち受けているとは…。
窓口のおばちゃんに「あなたの免許の"準中型"の意味が分からない。翻訳の問い合わせも14時までだから今日は受け取れない。平日に来て」と言われて追い返されました。
がーん。
土日しか休みがないから土曜日も営業してるAAに来たのに。仕方なくもう1軒AAに行ってみましたが、こちらも同様に準中型の件で追い返されました。
なんやねん、準中型って。
免許取った時は普通だったのに、と思って調べると、なんでも最近制度が変わったらしく、ニュージーランドに来る前に免許を更新してきたので準中型の表記になってしまったみたいです。
そしてダメ元で3軒目のAAに行ってみると「日本人の準中型やったことあるよ。普通の免許でいいんだよね?」とやっと受理してくれるところに巡り合いました。しかも私の窓口の人はちょっと日本語喋れるという奇跡。
ありがたや。
書類チェックと視力検査、写真撮影をして、あっさりと手続き完了。受理の控えをもらいました。
これで免許が家に届くのを待つだけです。
初めからこのAAに来ればよかったんですね。
もし私と同じ準中型でお困りの方がいれば、オークランドのリーンモール(Lynn Mall)内のAAに行ってみてください。
そして届いたニュージーランドの免許証がこちら。10年有効だそうです。
焦りまくった後だったので引きつった笑顔と、適当にサインした自分の名前が印刷されているのが悔やまれます。(画像加工して消してありますが)
でもこれ、ニュージーランドで免許証として使えるだけじゃなく、英語で書かれてるので他の国を旅する時にも、年齢確認などの身分証として使えるようです。
そして車の購入へ。
私はニュージーランドにいる日本人向けの掲示板「NZdaisuki」で車を売ってくれる人を探しました。
値段や生産年度、走行距離などを確認して、トヨタのパッソを買うことに決定。なぜかトヨタの車に絶大な信頼を置いてる私です。
持ち主変更の手続きは、ニュージーランドの免許証を持っていたのでネットで簡単にできました。車の個人売買が盛んなだけありますね。ニュージーランドすごい。
車体はきれいなスカイブルー。
これから数ヶ月だけど、よろしくね。
譲ってくださった方には男の子のお子さんがいて、後ろの座席に海で拾った貝殻を入れてたので、そのままもらうことに。
なんだかかわいい思い出と一緒に譲り受けて、気持ちがほっこりしました。
お世話になってるという日本人整備士のいる工場も教えてもらったので、もうこれで怖いものなしです。
なかなか乗り心地の良い車で良かったです。
今ではもっと早く手に入れておけばよかったなぁと思うくらい。