【ワーホリ】ブーゲンビリアの咲く家で
最近好きな花はブーゲンビリア。そのブーゲンビリアの咲く家に住むのが夢だったのですが、なんとニュージーランドでその夢が叶ってしまいました。
植物園の温室で母からその名前を教えてもらったのがブーゲンビリアとの出会い。それからは沖縄やマレーシアなど南国地方で見かけるたびに、鮮やかできれいだな、と思っていました。
ケリケリはニュージーランドの中でも北部に位置しているので、国内では暖かい地域。そのためブーゲンビリアもちゃんと育つみたいです。
私がケリケリで住んでいたのは、家というよりはロッジとかコテージという感じ。
ブーゲンビリアの他にもたくさん花が咲いていました。
濃いピンクのタイワンザクラ。
梅の木。
バルコニーには藤も。
そして裏庭にはオレンジのオーチャードが広がっています。
家の共有スペースには無料で食べれるフリーフルーツもありました。嬉しい。
そして、この家で私が初めて経験したのが、犬と一緒に住むこと。
そもそも私は大きい犬があまり得意ではないんです。小学生の頃に、家の向かいの山に住み着いた野良犬に追いかけられてから、ちょっとトラウマになってるんですよね。
でも、この家で飼われてる黒のラブラドール「ニカ」は、大きい割に案外大人しくていい子でした。
たまに「遊んでくれますよね?」って目で訴えかけてくる彼女。お腹を撫でられるのが大好き。
お気に入りは暖炉の前。
そこで寝てたりするので、いくらなんでも暑いのでは?と心配になることも。
そして、広大な庭ではペットとしてクネクネピッグ(Kunekune pig)というニュージーランド原産のブタが飼われていました。
私はクネクネピッグのことを「クネちゃん達」と呼んで、仕事終わりに癒されに行ったこともしばしば。みんな人懐っこくて愛嬌のある顔をしてます。
そのうちの1匹は同級生の福森くんに顔が似てたので「福森くん」と勝手に呼んでました。
もちろん本人の合意なしです。ごめんね。
ニワトリも放し飼いにされていて、朝は彼らの鳴き声で目が覚めることもありました。
そして野ウサギや、プケコという青い羽に赤いクチバシが特徴の鳥も庭をうろついてます。
なんて平和な家なんだ。
欲を言うなら町やスーパーまでもっと近ければいいんですが、買い物に行くにも徒歩で1時間もかかるので、車を持ってないと不便極まりないという…。
でも緑に囲まれてるし、夜は星空がよく見えるので、景色としては抜群にいいんですけどね。
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