【ワーホリ】ケリケリの町へ
次に住むのはケリケリ(Kerikeri)という、なんだか魔法陣グルグルにでも出てきそうな名前の町でした。
場所はオークランドから車で北に約3時間。ベイオブアイランズ(Bay of Islands)エリアにあります。
ケリケリの地名はマオリ語の「Keri = 掘る、耕す」から来ていて、豊かな土壌があるため作物がよく育つ、という意味でつけられたそうです。
なので、町から離れると一気に山と農場が増えます。フルーツの農園も多くて、キウイ、オレンジ、レモン、柿なども。家の裏はオレンジ果樹園でした。
あと、このあたりの家と家の境目には竹が植わっているのも特徴です。
いろいろとニュージーランドを旅してきましたが、こんなに竹がたくさん生えている場所に来たのは初めてでした。
ケリケリはちょっと日本とか中国寄りの気候なのかしら。それとも意図的に植えられたのか。うーん、もっと地理・生物分野に詳しくなりたい。
そして、町の中心はこんな感じ。
前に住んでいたテプケ(Te Puke)よりは栄えてて、ちょっと大きな町にランクアップです。
町の中心部には、私が勝手に「貝の公園」と名付けてる公園が町の中心にあって、倒れそうで倒れない岩が積み重なってる上に貝のオブジェがついてます。
ちなみに、噴水も兼ねているようで、たまに貝から水がしたたり落ちてきます。水の出るタイミングは不明。ただ、私が見る限りでは、カモメたちのいい休憩所になってるようです。
ケリケリが誇るものといえば、ミッションステーション(Kerikeri Mission Station)という古い建造物の見れる水辺です。
これはニュージーランド最古の石像建造物・ストーンストア(Stone Store)。
中はステキなお土産屋さんです。
そして横には、こちらもニュージーランド最古になるヨーロッパ式建造物・ケンプハウス(Kemp House)があります。
私が行った時はちょうど藤が咲いていて、白い壁に薄紫が映えて、美しいなぁとうっとりしました。
お庭も広くて、お花を見るだけじゃなく、カモやガチョウ、プケコなんかがうろうろしてて癒されます。
そんなケリケリですが、毎日のように雨が降ったりやんだり。そのおかげで植物もよく育つんでしょうが、さっきまであんなに晴れてたのに急に夕立のような雨が降るなんて、と毎日びっくりしています。
その分、虹もよく出ます。何回見たことか。
明日もいい天気になりますように。
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