【ワーホリ】リンガム家へようこそ
Te Pukeでお世話になったのが、インド系マレーシア人のリンガムさん家でした。
ホームステイではなく、フラット(シェアハウス)という感じで、6人の日本人女子と一緒に部屋を借りていました。
すごく広いわけじゃないですが、私にとっては快適な家でした。
リンガムは以前に日本のTBSの「逢わせ屋」という人探しの番組に出たこともあってか、わりと日本人びいきです。
日本語はしゃべれませんが、私たちが何を話しているか大体想像がついてるようでした。すごい。
髪の毛もじゃもじゃおじさん。
自分の髪の毛のことを日本語で「モシャモシャネ」といつも言ってました。
ちなみに、実家ではタミル語、マレーシアの友達とはマレー語、仕事場では英語を話します。マレーシアも多民族国家なので、違う言語が日常的にあるとしゃべれるようになるのかしら。
リンガムはヒンドゥー教を信仰してるので、ガネーシャ様の祭壇がありました。毎日欠かさずお祈りしててえらい。
ガネーシャ様は頭が象の神様です。オレンジ色のお団子"ラドゥー"が好物だそうです。
半年も住んでたらヒンドゥー教についていろいろ覚えてしまいました。
毎週土曜の夜はカレーを振舞ってくれました。
ヒンドゥー教では牛と豚が食べられないので、基本的にはチキンカレー。ちょっと辛いけど、おいしいです。
変わり種でラムカレーとフィッシュカレーを作ってくれる時もありました。
あと、おそらくヒンドゥー教の関係かなと思いますが、私たち日本人にとって不思議に感じるものがいくつかありました。
・家の角に塩が盛ってある
ピンク色で大粒のヒマラヤンソルトが部屋の隅に置いてあります。受け皿がない時はそのまま直播きしてあることも。
盛り塩ってことなのかしら。
・ひさしの下の赤い布
謎としか言いようがない赤い布がバルコニーのひさしの下にくくりつけられています。
ちょっと膨らんでいるので、もしかしたら塩が大量に入っているのかもしれません。魔除け?
・新しい車を買った時の儀式
これが一番おもしろいというか、興味深かったです。
新しい車を買った後、ハンドルとフロント・トランクに赤と黄色の印がしてありました。
そして、駐車場にはつぶれた4つのライムが。タイヤで踏んだようです。
これらはおまじないか何かでしょうかね。結局答えは聞きそびれたままです。
文化の違いってすごいおもしろいなと感じる日々でした。