【ワーホリ】住めば都Te Puke
オーチャードで働き始めた12月からキウイのシーズン終了の6月まで、ずっとTe Pukeに住んでいました。
町の名前の由来はマオリ語から来てて、teは英語のtheと同じ使い方をします。pukeはたぶん「丘」という意味。
普通に英訳してしまうとpukeは「嘔吐」という意味なので、町の名前としてどうなんだと思うところもありましたが、みんなあんまり気にしてなさそう。
そして、pukeの発音を「プケ」と言う人もいれば「プキ」と言う人もいて、最初の頃はちょっと混乱しました。
最終的には私は「ケ」と「キ」の間の発音をしながら「テプK」と言っていました。結局正しい発音は分からず。でもいいんですよね、適当で。それがニュージーランドらしいです。
町自体は小さいですが、車があればMt. Maunganui(マウントマンガヌイ)というビーチリゾートの町まで約20分、Tauranga(タウランガ)という大きな街まで約30分、Rotorua(ロトルア)という温泉の街まで約40分という、なかなかアクセスの良い場所にありました。
町並みはこんな感じ。
日本での私の地元はスーパーまで車で行かなきゃいけないほど田舎だったので、大手スーパーが徒歩圏内に2つあるのも嬉しかったです。
いっちょまえにウォールアートもあります。
道にはタイルアート。ここにもキウイが。
写真を撮る向きを間違って、横から撮ってしまってますが。
ちなみにキウイは右下ですよ、念のため。
ジャガイモじゃないです。
ちゃんとゼスプリのシールも表現してあるところがこだわりですね。
町の入り口をはじめ、いたるところに"the kiwifruit capital of the world" という看板が掲げられてます。訳すと「世界のキウイフルーツの首都」といったニュアンス。
これは郵便局前。
元々電車の駅があった場所にも。
薄汚れてますが、やっぱりこちらも誰も気にしてなさそう。
キウイ星人がお出迎えしてくれるおみやげ屋さんは有名です。
Paper Plus(ペーパープラス)という本屋に売ってるポストカードにも、よく見るとTe Pukeの表記が。
公園の前にはマオリの木彫りの門もありました。
マオリの友達がいたので、この門が何を意味しているのか、何でここにあるのかを聞いておけばよかったとちょっと後悔しています。
知ってる人がいたら教えてください。
最後におすすめカフェを。
小さい町でしたが、数件カフェがありました。私のお気に入りはTHE DAILYというところ。
たぶんTe Pukeで一番かわいいカフェ。
ラージサイズを頼むと、500mlあるんじゃないかというくらい大きなマグカップでコーヒーを飲ませてくれます。
町を出てみると、やっぱり「あのごはん屋さん行っとけばよかったな」「あの謎の井戸をちゃんと見ておけばよかったな」といろいろ思うところがあります。
最初は3カ月だけしかいない予定だったのに、気づいたら6か月半も滞在してしまいました。小さな町でしたが、「住めば都」という言葉通り、案外居心地がよかったなと思います。