【ワーホリ】神秘の丸い石・モエラキボールダーズ
南島には丸くて大きな石がゴロゴロと転がっている、モエラキボールダーズ海岸(Moeraki Boulders Beach)という場所があります。
どうしても行きたかったのですが、バスで行くにはなかなか難しそう。じゃあレンタカーを借りればいいんだ!ということで、日帰りで行ってきました。
ダニーデンから北へ車で約1時間かけてモエラキに向かいます。
レンタカーはaceという会社にしました。なんたって2泊3日で90ドル(約6300円)というお得なキャンペーンをやってたからです。
しかし、ダニーデン空港まで取りに行かなきゃいけなくて、その日の朝は冷え込んでいたのでフロントガラスがガチガチに凍ってました。
なんてこったい。
でも、私の地元では冬によくあることなので、慌てず騒がず対処しました。こういう時、寒い所に住んでてよかったって思いますね。
それにしても車は快適。
自分の好きな時に好きな場所へ行ける。免許証を持ってきてよかったです。
そしてこちらがモエラキボールダーズ。
石の上に乗ってる人のサイズからも分かる通り、直径1mはあるんじゃないかというくらい大きいです。
半分以上が砂に埋まってるのもいました。
頭だけ出ててなんだかかわいい。
近づいてみると、表面はちょっとゴツゴツしてたりブツブツ穴があいてたり。割れてるのもありました。
なんでも、このモエラキボールダーズは6500万年前にできたそうです。6500万年前と言えば、恐竜が絶滅したあたりでしょうか。果てしなく遠い過去。
君たちはそんなに昔からこの海岸にいたんだね。
こちらは割れてる石。
中央が宝石みたいに透明感のあるカラメル色になっていました。
科学者によると、「亀甲石凝固」という作用で400万年ほどかけて形成されたのだということです。中心となる核に、結晶化したカルシウムと炭素物質がひっついて丸く大きく成長したんですね。自然の神秘。すごい。
いつも理科というか、生物化学物理、そして地学の分野には感動させられています。私が理系だからでしょうか。
お腹も空いてきたので、モエラキボールダーズの近くにあるフレアーズプレイス(Fleur’s Place)というレストランへ。
お店の看板メニューのシーフードチャウダーをいただきました。
ちょっと珍しいトマトベースのチャウダーで、マッスルやホタテなどの貝とお魚が入っていました。
丁寧に作られている感じがすごく伝わってくる料理。たぶん、私が人生で食べたチャウダーの中で一番だと思います。
そして、灯台好きな私はカティキポイント(Katiki Point)へ車を走らせました。
こじんまりしてるけど、白くて美しい灯台。
灯台の横の細い道を歩いていくと、イエローアイドペンギンが見れる場所に行けるということだったんですが、残念ながらタイミングが悪くまた見れないという結果に。
そのかわり、子どものオットセイに遭遇しました。
めちゃくちゃかわいい!
本当は野生のオットセイには近づいたらいけないんですが、人間に興味津々なのか、オットセイの方からバタバタと走り寄ってきました。
走るスピードが思ったより早くてちょっとびっくりする私。「これ以上近づいちゃだめだよ。海へお帰り」と話しかけながら写真を撮っていました。
いい思い出です。