【ワーホリ】ちいさな美しい町ワナカ
グルメいっぱいのクイーンズタウンに別れを告げて、ワナカ(Wanaka)へ向かいました。ワナカは湖のある小さな町です。
クイーンズタウンからはクロムウェル経由だったので、バスに約2時間揺られて到着しました。
バスはいつもインターシティ(InterCity)なんですが、フレキシパスを使っていたので、インターシティと同じ値段でグレートサイツ(GreatSights)という観光バスを選択することができました。いつもはない車内アナウンスが聞けておもしろかったです。
ワナカはクイーンズタウンと比べて人も少なく静かで過ごしやすい、いいところでした。
天気も良くてお散歩するのも気持ちいい。
湖沿いには、歴史上の出来事が書かれたタイルが埋め込まれている道がありました。
日本のタイルも発見。
"TOKUGAWA RESTORED SHOGUNATE"ということは、1598年に徳川が幕府を復興したってことでしょうか。
うう…歴史はからっきしなんです、すみません。
調べたところによると、1598年は豊臣秀吉が死去した年で、1600年が徳川家康が関ヶ原で勝利した年、1603年が江戸幕府を開いた年ということでした。ニュージーランドに来てまで日本の歴史を思い返すことになるとは思いもしなかったです。
というか、ショーグネイト(Shogunate)って「幕府」って意味なんですね。将軍から来た英語なのかしら。おもしろいです。
桟橋から湖の底を覗いてみるとなんとウナギがたくさんいました。
日本で見るウナギよりもかなり大きいです。食べれるのかな。おいしいのかな。
いつもそんなことばっかり考えてます。
湖岸には柳のような木が植わっていて、散歩をするにも爽やかでいい雰囲気でした。
遠く向こうの山には雪が積もっていました。
湖の水も透明度がとても高いです。
個人的にはクイーンズタウンよりもワナカの方が好きだなぁと感じました。
そして、この町にはワナカツリー(That Wanaka Tree)という、湖の中に一本だけポツンと立っている木があるんです。
私のお気に入りの木です。滞在中何度も見に行きました。
曇りの日はモノクロみたいで、木の陰がくっきりと出ていました。
夜のワナカツリー。
星空と、町の明かりと、木の陰が写ってるんですがちょっと見にくいかも。こればっかりは肉眼でぜひとも見てもらいたいです。
そして、朝。
奥の山が朝日に照らされてほんのりとオレンジに染まっています。
美しい。絵になる木ですよね。
冬の南島は日照時間がとても短くて、午前8時ごろにやっと日が昇ります。
この写真も朝の8時半です。
でもその分、すごく早起きしなくてもきれいな朝焼けが見れたり、長い夜をゆっくりと自分のための時間として使ったりできるので、冬は冬でいいところがあるんじゃないかと思ってます。
日本とは少し違った季節の過ごし方をしていました。
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