旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【ワーホリ】冬のアクティビティと言えばスノボ

この南島の旅で、一番の目的にしていたのはスノボをすること。冬しかできない遊びをしてきました。

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ワナカに滞在中、シャトルバスで約1時間のところにあるカードローナスキー場(Cardrona Alpine Resort)へ行ってきました。

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大学生の頃にスノーボードにはまってからというもの、ウェアを買い、ボード一式を揃え、毎年のように雪山へ繰り出していました。
でもここ最近は全然滑ってなかったので、ボードの扱い方を忘れちゃったかな…とちょっと心配になりながらも、今ここでスノボをしないと絶対後悔すると思って、単身、スキー場へ乗り込みました。

もちろんひとりだから、いろんな予約をするのに自分の英語がちゃんと通じるかわからなったし、骨折したらどうしよう、とすごく不安になりました。頼れる人や相談できる人も近くにいなくて、ネットで検索しても情報があまりない状況。
でも、いくら調べても答えは出ないし、現地に行ってみるしかないんだなと決心して、ワナカに来てみました。


まずやることは、送迎バスとリフト券の手配。
私はワナカにあるカードローナの事務所に行きました。石造りのきれいな外観。

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クイーンズタウンやワナカから行けるスキー場がいくつかある中でも、カードローナに決めたのは初級・中級コースが多めだからです。
毎年のように滑ってたわりにまだあんまり上達してないので、簡単なコースしか滑れないんです。えへへ。

受付のおばちゃんに明日行きたいってことと、送迎バスも予約したいってことを伝えると、ちゃちゃっとチケットを発券してくれました。
しかもカードは名前入り。

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このカードにリフト券の情報が入ってるそうです。すごい。
最近の大きなスキー場はこういうシステムになってるらしいですね。兵庫や鳥取の田舎のスキー場しか行ってなかったのでちょっと感動です。


無事にリフト券が買えたので、次は装備を揃えていきます。スキー用品は基本的に全部レンタルしました。

ウェアとボードはロケットレンタル(Rocket Rental)で。

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ウェア上下セット18ドル(約1300円)、ゴーグル6ドル(約450円)、ボード一式27ドル(約1900円)でした。どれも一番安いランクの物を借りましたが、レンタル料は日本より少し安い気がします。

使うのは明日だけど、今日ウェアとボードを持って帰ってもいいとのことだったので、払った料金は1日分でOKでした。

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グローブだけはグリーントード(Green Toad)で借りました。

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というのも、周辺のレンタル用品店はどこもグローブは買い取りで25ドルほどしたんです。高いし、スノボ以外で使わないから荷物を増やしたくなかったので、ここのお店で7ドル(約500円)でレンタルしました。


その他の装備品はマイター10(Mitre 10)というホームセンターで揃えました。安さ重視です。
ニット帽とネックウォーマーは持っていたので、カイロを調達しました。

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ここまで来たら、あとは翌日の送迎バスに乗って行くだけ。
ほっ。
ひとりで手配できちゃいました。よかった。
本当に「案ずるより産むが易し」という言葉通り、あれよあれよと言う間になんとかなっちゃいました。


ゲレンデの状況は宿泊していたユースホステル掲示板に貼り出されていました。

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カードローナを確認したら、なかなか良さそうなコンディションです。そんなに寒くない感じもします。

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翌日、送迎バスは7:50に出発。
荷物は預けるところがないかもしれないし、コインロッカーがあってもお金がかかると思ったので、スマホとエフトポスカード、遭難した時用のエネルギーバーなどポケットに入るものだけ持って、超身軽な状態で行くことに。ブーツも履いてバス停まで行きました。

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ほぼ手ぶら。

約1時間バスに揺られて到着です。
平日でしたが、けっこう人がいました。そして快晴。いい天気。

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リフトに乗る時は、入り口でカードをかざすと自動でゲートが開く仕組みです。ハイテク。
乗るのはリフトとゴンドラから選べるんですが、初っ端にリフトから降りるのを失敗してこけたので、怖くなってゴンドラばっかり乗っていました。

山の上は景色がすごくよかったです。雲海も見えました。

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ステキな風景。

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そしてボード装着。いざ、ゲレンデへ!

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残念ながらコンディションはカリカリしててアイスバーンに近かったですが、久しぶりのスノボはやっぱり楽しかったです。
そして、体も動きを覚えてて安心しました。昔取った杵柄ってこういうことですかね。

ゲレンデには小さなカフェがあって、ホットココアを飲みました。

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絶景とおいしいもの。幸せです。

巨大なゆきだるまのオブジェもありました。

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ベースの型とペイントの具合で、口がどうなってるのか気になりました。開いてるのか閉じてるのか。

そして、休憩の時は基本、みんなスノボ放置です。

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乱雑に置いてあるので、自分のを無くさないように、そしてどこに置いたか忘れないようにしなきゃいけないですね。

そして、カバンも放置。無法地帯でした。いいのかこれで。

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でも、ニュージーランドは日本みたいにカバンを置いてても盗む人がいない気がします。平和だ。
私は必要最低限しか持っていかず正解でした。

ちなみにロッカーもあります。1日15ドル(約1050円)かかります。

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休憩所は私がいつも田舎のスキー場しか行ってないから知らないだけなのか、内装もカフェみたいでステキでした。
無料WiFiも飛んでるし、スマホの充電もできます。

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お湯もあったのでカップ麺を食べている子もいました。確かに、ちゃんとしたランチは値段高いですからね。

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こちらはフードコーナー。

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カフェも本格的なブースがありました。

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クオリティも高いし、ケーキがおいしそう。

別棟にはヌードル店もありました。
いろいろ悩んだ末、お昼ごはんはチキンラップとフライドポテトにしました。

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スキー場のごはんなのにクオリティが高いです。すばらしい。


午後からはお尻を強打して尾てい骨が痛く、滑るペースが落ちてしまいました。
お尻を休めるために休憩しながら周りを見渡すと、骨折して腕を吊ってる子や、足にギブスを巻いて車いすで移動している人がちらほら。彼らもきっと、このアイスバーンにやられたんですね。

なので、ぼーっと景色を眺める時間も増えました。
もう午後には雲海は消えていて、山の下の方がよく見えました。こんなに高いところまで登って来たんだなぁ。

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でも結局、16:15発の最終バスが出るまでぼちぼち滑って楽しみました。
この旅の一番の目的が果たせて満足です。

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ちなみに、尾てい骨の痛みは約2週間でなくなりました。一時は骨にヒビが入ったかとヒヤヒヤしたほど痛かったのに。自然治癒力に感謝です。


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