旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【ワーホリ】ワイトモ洞窟でジブリを感じる

ニュージーランドが誇る観光スポット「ワイトモ」と「ホビトン」へ小旅行に行ってきました。
ツアーでも訪れることができますが、私はゆっくり滞在したかったので、レンタカーを借りて友達と一緒に自力で向かうことに。

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まずはワイトモ洞窟(Waitomo Glowworm Caves)へ。
ここでは洞窟で生息しているツチボタルが夜空の星のように見れます。


以前にもマクラーレンフォールズでツチボタルを見ましたが、その何百倍もの数がいるようです。楽しみ!

マクラーレンフォールズについて気になった方は、こちらからどうぞ。
ask46.hatenablog.com


オークランドから車で約2時間半。
ニュージーランドに来て初めてのロングドライブでしたが、無事に到着しました。

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中国人か台湾人かマレーシア人かわからなかったですが中国語をしゃべる団体さんが来ていて、私自身が中国語理解できれば何を説明されてるのかわかるのに…!と少しもどかしい気持ちでした。

私たち日本人は漢字はなんとなく読めるのに、中国語の会話がほとんどわからないのは惜しいなぁと最近ずっと思っています。オーチャードでもパックハウスでも周りに中国語をしゃべる人がたくさんいるので、しゃべれればもっと仲良くなれるはずなんです。
でもまあ、その前に英語を勉強しろって話ではあるんですけどね…。


話は戻って、エントランスにはマオリのトーテムポールがありました。

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ツチボタルの垂らす水滴のような粘液の糸をパウア貝の螺鈿細工で表現してあったり、ウェタという虫やナマズ、ザリガニなど、おそらくこの地域でよく見られるものを彫ってあるみたいでおもしろかったです。

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ワイトモ洞窟の入場料金は1人53ドル(約4000円)で、所要時間は約45分。
時間指定のツアーでしか洞窟の中に入れないので、少しカフェで自分の時間が来るのを待ちました。

時間になるとエントランスの建物の奥にある森へ案内されます。この森を進むと念願のワイトモ洞窟。
ドキドキ。

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残念ながら洞窟内は撮影禁止なので写真がないですが、洞窟についての基礎知識があるとより楽しめると思います。
私は大学生の頃に探検部にちょこっと所属してたこともあって、先輩が教えてくれた洞窟のストローやカーテン、石筍、クラゲ石などの鍾乳石を見つけては「ほ〜!」とひとりで感心していました。

ライトアップされてる鍾乳石エリアから奥に進むと、だんだん暗い場所に入っていきます。
ここからがメインのツチボタルのいるエリアです。


ボートに乗って水の上を進んでいくと、洞窟の天井に青緑に光る点々が無数に見えてきます。
マクラーレンフォールズの比ではありません。
天井全体が光っていました。ため息が出るほどきれいです。

誰もしゃべることがなく静かで、ボートが水をかき分けて進む音と、鍾乳石から水滴が落ちるピチャン、ピチャン、という音が遠くで聞こえるだけの空間。


パンフレットの写真しかないですが、こんな感じでした。
想像の手助けになったらいいですが。

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これが、まるでラピュタのワンシーンみたいで、とても幻想的でした。
序盤でシータとパズーが坑道の地下へ逃げた際におじいさんに会って、シータの飛行石に反応した石たちが洞窟の天井で青白く光るシーン。伝わりますかね。

そして、ライトもないので真っ暗のはずなんですが、ツチボタルの光だけで結構明るいことにびっくりしました。
水面にも光が反射してキラキラしています。


個人的には、彼らはこんなにたくさんいてエサの取り合いにはならないのか?こんな暗いところまでエサとなる虫が飛んで来るのか?という疑問が浮かびましたが、そんな専門的な質問をする英語力もなく、そして質問できたとしても答えを聞き取れるかどうかという問題もあって断念しました。
誰か知ってる人がいたら教えてください。


ボートで出口へ向かうと、明るい外の景色が見えました。
洞窟のいいところって、出口から見える外界だったりしますよね。希望の光というか、元いた世界に戻れる喜びというか、何かぐっとくるものがあります。

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洞窟を振り返ると、もうツチボタルの光は見えなくなっていました。

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ありがとうツチボタル。君たちの美しさをこの目に焼き付けたよ。
とても充実した旅のスタートになりました。




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