旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【ワーホリ】エレキテル武将に会う

エレキテル武将を知っていますか。
いや、私が勝手に名付けたので知らなくて当然です。でも、彼の第一印象は"エレキテル武将"でした。彼の姿を見れば、きっとみんな納得してくれるはずです。

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場所はハミルトン市内。
ビクトリアストリート(Victria St)という大通りを車で走っていた時に、彼とすれ違いました。

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「ハッ、誰だこの人は!エレキテルな服着てちょんまげしている!」

これがエレキテル武将との最初の出会いでした。

この銅像を見て、どう感じますか。

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ちょんまげしてて、最近の戦国時代系ゲームに出てくるような派手な格好の服を着てるように見えませんか。そして台座に稲妻のマーク。

彼がそう、私の名付けたエレキテル武将です。

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ふむふむ、属性は雷で、武器は十手ですかね。


…いや、ふざけてすみません。

本当の名前はリフラフスタチュー(Riff Raff Statue)です。
ロッキーホラーショー(The Rocky Horror Show)というミュージカルがあって、その中に出てくる召使いのリフラフというキャラクターの像とのことでした。
さらに、このミュージカルは映画にもなってるとのことです。ミュージカル映画好きなのに知らなかった。

そしてこの銅像のポーズは、宇宙服を着て熱線銃を持ってるシーンのようです。
舞台や映画を見てないので「あー、わかるわかる」とは言えないのが悔しいです。

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じゃあなぜ主役じゃなくて脇役の像なのかというと、このリフラフ役をしているリチャード・オブライエン(Richard O'Brien)という人がイギリス生まれのニュージーランド育ちだからです。彼はこの役だけではなく、ロッキーホラーショー自体の原作、映画の脚本も手がけています。

なるほど。
実はすごい人だったんですね。エレキテル武将とか勝手に呼んですみませんでした。


このロッキーホラーショーはジャンルとしてはB級ホラーミュージカルのようですが、異性装を主なテーマとして、ユーモア・SF・ロック・カルトなどを詰め込んだ作品だそうです。
だからリフラフ像はガーターストッキングとハイヒール履いてるのか。

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ここまで調べてみるとなんだか愛着が湧いてきて、見てみたくなりました。
日本でも舞台になってたんですね。気になります。


そして、もうひとつ注目すべきはトイレ。
銅像の向かいにあります。屋根の上でデビルがお出迎え。

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中に入ってみると、ロッキーホラーショーの世界観をイメージしてるのかピカピカキラキラな近未来トイレでした。

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そして、公衆トイレなのに結構きれい。当然、利用料金は無料。掃除も行き届いてるし、トイレットペーパーの補充も問題ないです。街で管理してるのかしら。
ニュージーランドは個性的な公衆トイレが多いので、トイレだけ注目して見ていってもおもしろいのかなと思いました。


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