旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【ワーホリ】ラーナック城

ニュージーランドにはかつて2つのお城がありましたが、現在では1つしか残っていないそうです。そんな唯一現存するお城、ラーナック城(Larnach Castle)へ見学に行ってきました。

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現在地はダニーデン

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ラーナック城は市内の中心部から車で約20分。
オタゴ半島(Otago Peninsula)の高台に建っています。

私はあらかじめブックミー( book me )という予約サイトで予約・支払いをしていたので、入り口のゲートをスムーズに通過できました。
日本人だと伝えると、ちゃんとした日本語のガイドももらえます。めちゃくちゃありがたい。


こちらがラーナック城。
お城と言っても、ヨーロッパの貴族が建てたお城のようには大きくはないです。

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お城の正面。

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最初、お城の部屋へのアクセスが分からなくて庭をグルグルさまよってしまいましたが、この正面の階段を上がって、ドアのチャイムを押せば中に入れます。

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入り口を守るライオンに地衣類がたくさんついていて、グッときました。
君たちはずっと昔からここに座っているんだね。

ステキな廊下。

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お部屋も雰囲気あります。

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天井にも木の彫り物がしてありました。すごい。

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アンティークな調度品に囲まれた豪華な部屋がたくさんありましたが、ところどころツッコミどころのあるものも。
白菜の鉢。

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困った顔の猫のステンドグラス。

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そして、私はダニーデン駅舎に引き続き、タイルに大興奮してました。

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タイル好きにはたまりません。

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こんな細かいところまで…!すごいです。

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階段もステキ。

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サンルームでは多肉植物がすくすくと育っていました。

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ここの部屋の床もタイルなんです。

隠し扉のような所から石造りの急な階段を登っていくと、屋上へ出られます。

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お城の庭から向こうの海まで、ぐるっと360度見渡せました。いい景色。夕方の日差しがオタゴ半島を優しく照らしていました。

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そういえば、幽霊のいる部屋もありました。

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ひええ。ちょっとびっくり。

実はここ、曰く付きのお城だそうで。
大富豪のラーナック氏がこのお城を建てたんですが、建築後に不幸が立て続けに起きて、最終的にはラーナック氏はニュージーランド議会で自殺をしてしまったそうです。
ラーナック氏の娘のケイティも21歳の若さで亡くなってしまい、その子の幽霊が大広間に出るという噂もあるようです。なんだか悲しいような、怖いような。

そう言えば、幼い頃、うちの母に「お母さんはオバケを見たらどうする?」と質問したことがあります。母からの答えは「私はそのオバケとお話してみる。何でここに出てきたの?何か言いたいことがあるの?って」でした。
幼心に「逃げるって答えないお母さんは、やっぱり大人だなぁ」と思っていました。でも、今なら母の気持ちもなんだか分かるような気がしてます。きっと何かを伝えたくてその幽霊は私の前に出てきてるんですもんね。
ただ、霊感がないので今まで幽霊も何も見たことはないんですが。


もう少しあったかい時期に来たら、お庭の花もたくさん咲いててきれいだろうなと思います。
冬だったのでスノードロップが咲いていました。

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スノードロップ花言葉は「慰め」「希望」。幽霊ケイティの心もこの花で慰められるといいな。


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