【ワーホリ】巨大な鳥モアがお出迎え
ダニーデンはクライストチャーチに次ぐ南島で2番目に大きな町。私の大好きな博物館がダニーデンにもあったので行ってきました。ここはモアの展示がなかなか良かったです。
現在地はダニーデン。
今回行ってきたのはオタゴミュージアム(Otago Museum)という博物館です。
入り口は全然派手じゃなくシンプル。ただの施設という感じ。
でも入ると、おそらく原寸大だろうと思われるモアのレプリカが展示されていました。2m近くあるんでしょうか。
でっかい!もさもさ!
モアはダチョウの仲間で、ニュージーランドにしか生息してなかったけれど、今では全滅してしまった飛べない鳥です。
上の階の展示スペースにもモアの骨格標本がありました。
左の小さい方は子どもじゃなくて、まさかのオス。
ちゃんと"male(オス)"って書かれてました。
カマキリとかチョウチンアンコウとかと一緒で、オスの方がメスより小さいんですね。
専門用語ではこの現象を「矮雄(わいゆう)」と呼びます。今日もひとつ賢くなりました。
骨格標本の奥にはモアの種別イラストが描かれてました。こんなにたくさん種類があるんですね。
とにかくオタゴ博物館は展示が優秀。
「TOUCH ME」と書かれてて、毛並みを触っていい展示があったり、剥製と骨格標本を同じ形にして並べてあったり。
スズメがカフェでお客さんが残したパンをつついてるリアルな展示も。
しかし、注意すべきは、展示の部屋数が多い上に、部屋の奥で他の部屋と行き来できたりと入り組んでるので、自分がどこに行ってないのか分からなくなることです。せっかくなら全部の展示を見たいですしね。
迷いながらたどり着いたこの部屋は、船や海洋に関する展示の部屋。シロナガスクジラの標本が中央にでかでかと鎮座していました。
マオリの展示も充実していました。
本当にカービング技術がすごい。こんなに細かい装飾を彫るのにどれだけの時間がかかったんだろうかと想像すると、果てしなく感じます。
私のお気に入り、羽入れ。
この箱を天井から吊るして部屋に飾っておくらしいです。
そしてここでもジャパニーズカルチャーの展示が。好きだなぁ。
着物もありましたが、喪服が文化とともに紹介されてるのに感動しました。こんなの初めてです。
年代がいろいろな剣と銃。
なんだかRPGじゃないですか?
武器屋で「どれにする?その剣は500ルピーだぜ」とか言われるのを想像しました。
静かに横たわるミイラもいらっしゃいました。
ここの博物館、剥製じゃなくて生きてるトカゲも展示してるんです。すばらしい。
ゲッコー(Jewelled gecko)かわいい。
本当はブログで紹介したりないくらい展示があったんですが、長くなるのでこの辺で。
世界の博物館を渡り歩くのが夢のひとつになりそうです。
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