【ワーホリ】オーチャードふしぎ発見 〜いきもの編〜
ふしぎ発見シリーズの最後は、オーチャードで見つけた生き物の紹介です。
自然と近い環境で働くと、こんなにいろんな生き物に出会えるのかと思いました。私はきっと、人間相手よりも動物とか植物相手の方がしっくりくるのかも。
毎回言ってますが、オーチャードの仕事は楽しい!
まずは動物から。
牛
毎朝通勤する時に牛を見ていたと言っても過言ではないはず。
放牧場の横の道を車で走って通勤していました。
ちなみに、私が働いてたオーチャードのオーナーはキウイフルーツだけじゃなくて牛も育ててるようでした。農場の区画と区画の間に牛の道があって、たまにゾロゾロと歩いているのに遭遇することもしばしば。
白黒のホルスタインだけじゃなくて、茶色や黒の牛も一緒に飼ってるのは日本からしたら珍しいんじゃないかなと思います。
ネコ
野生じゃないです。
おそらく、ママの家で飼われてるネコだと思います。けっこう人懐っこい。
仕事中の癒しです。
パンダ鳥
カラスくらいの大きさの白黒の鳥です。
鳴き声が独特で、ヒョロリーポヘポへという宇宙語をしゃべってるように鳴きます。
私はけっこう好き。
調べてみたら、カササギフエガラス(Australian magpie)という名前で、「マグパイ」と呼ばれているようです。
鳥のヒナ
何の鳥かはわかりませんでしたが、ヒナのいる巣を発見しました。
すごい。こんな近くで見たのは初めて。
ただ、一緒に作業してた子には「ヒナはちょっと気持ち悪いな」って言われてしまいました。
昆虫もたくさんいました。
これは種類としてはナミテントウじゃないかと思います。
ニュージーランドではメタリックな青いテントウムシがメジャーのようで、この赤黒のテントウムシはちょっとレア。
見れたのでラッキーでした。
抜け殻は日本で見るのより小さめでした。
上の写真は、私がキウイに抜け殻をひっつけたんじゃなくて、この位置で羽化したってことです。
よくこんなとこまで登ってきたね。
そして、こっちが本体。
体が緑がかっています。
鳴き方は「ジリジリジーッ、ジリジリジーッ、ジリジリジーッ、チッ、ジリジリジーッ…」と、たまに舌打ちが入るので、ちょっとおもしろかったです。
クモ
作業する時にクモの巣がかなり邪魔をしてきます。
知らぬ間にクモの巣に頭から突っ込んでたとかもよくある。
でも、コロンとしたのから足の長いヒョロヒョロしたのまで、すごくたくさんの種類のクモがいて、全種類写真に撮りたいくらいでした。
セミまで食べちゃうツワモノまでいました。
今回はちょっと自粛してクモの巣の写真だけ。
朝露に濡れて水滴がたくさんついたクモの巣もきれいなんですよね。
ハチ
急に現れるハチの巣。
スズメバチっぽいので危険。気づかず近寄ってしまうこともあるはず。
でも昆虫食の面からすると「これ、もしや食べられるのでは?」と、違う意味でドキドキしました。私にもっと採集技術があればなぁ。
チョウ
日本でもよく見るモンシロチョウなんかもオーチャードでは飛んでるんですが、私が感動したのはシジミチョウ。
小さめのチョウで、羽がちょっと紫がかった黒っぽい色でシジミの貝殻に似てます。
このニュージーランドに来て初めて「これがシジミチョウか!」と認識しました。
かわいくてきれい。
番外編。
生き物ではないのかな?
あの空中をふわふわただよってる妖怪です。おしろいを食べて育つやつです。
いや、嘘です。
正体はたぶんガガイモという植物の綿毛だと思います。
でもかわいいですよね。
これ以外にも、ファンテイルと呼ばれる鳥やウサギも目撃したんですが、なんせ動きが早すぎて写真に撮ることができませんでした。残念。
またどこかで出会えるといいなと思ってます。