【ワーホリ】ピピ貝ハンター
ニュージーランドの海でよく採れるのがピピ貝(Pipi)。おもしろいほど簡単に採れるので、ピピハンティングにハマっています。
潮干狩りのように干潮の時刻を狙って、いつもマケトゥ(Maketu)のビーチへ行っています。
持ち物はサンダルとバケツのみ。
干潮の時刻はこのサイトを参考にしました。
choseki.com
いつも助かってます。
場所はマケトゥパイ工場のすぐ近く。
完全には潮は引かないですが、満潮の時は手前の岩場まで水が来るようです。
ビーチの入り口には看板があるので、他の場所でも貝採りに来たら要チェック。
このマケトゥビーチでは、ピピは1人150個まで、コックル(Cockle)も150個まで採ることができます。
そして、いざ、ピピハンティングへ。
実は、この地面に落ちてる白いやつ、全部ピピです。ヒー!
まあ正しくは、ピピの殻です。
でも、殻の落ちてる所の下を掘るとピピが埋まっています。
ものの数分で大きいのがこんなに採れました。
コックルは、掘るというよりその辺に転がってるから"拾う"という感じです。
狙うはでかいやつ。
小さいとシジミ程度のサイズしかありませんが、場所によっては手に乗ってる右側のアサリくらいある大きなサイズが手に入ります。大きい方が食べ応えがあるので私は好きです。
そして、たまに貝がたくさん繋がった塊が見つかることがあります。
そしたらラッキー。
中心にはマッスル(Mussels / ムール貝)がついてる可能性大です。
周りについている殻やピピをビリビリ外していくと、大きめのマッスルに出合えます。
ほらね。
いつも大量に採れるので、家に帰ったらピピパーティです。
一晩砂抜きした時もありましたが、砂抜きを4時間だけして手抜きしたこともあります。ピピ自体はあんまり砂を食べてる貝じゃないみたいなので、たまにジャリっとすることもありますが、基本的には一晩砂抜きしなくても大丈夫みたいです。
ちなみに、ホストファミリーは海でピピを見つけたら、生で食べてるそうです。
その話を聞いて、ニュージーランドの人は本当にタフだなとつくづく思いました。
ピピのレシピで一番簡単なのは鉄板に置いてオーブンで素焼き。
貝の口が開いたらできあがり。塩味がついてるのでそのまま食べれます。
ピピはアサリのような感じで、うまみもあっておいしい。
こっちは酒蒸し。
パスタに酒蒸しのピピを入れてボンゴレ風。
コックルの味噌汁も作りました。
味噌汁を飲むと、やっぱり日本人はこの味だよなぁと思ってほっこりします。
写真はないですが、ピピのクラムチャウダーや、コックルの佃煮もおいしかったです。
無料でこんなに食材が採れて、自然の恵みを得られるなんて、ニュージーランドはなんていい国なんだろうと思いました。
潮干狩りは初夏というイメージがありますが、ピピ貝ハンティングには特に季節は関係ないのかなという感じです。秋でも十分な大きさのピピが採れました。
ただ、水が冷たいので寒さに弱い人はしんどいかもです。私は"近畿のシベリア"と呼ばれてる冬が寒い町出身なので大丈夫でした。