旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【ワーホリ】アート散歩 in ウェリントン

へんてこだったり、おもしろいものが好きなので、ウェリントンの街中に突如として現れるアート作品に何回も感動していました。

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現在地はウェリントン

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街を歩くだけで楽しい!と思ったので、今回は私のツボにハマったアート作品をご紹介します。

まずはウォールアートから。
全て種類の違うサメが描かれてる壁。

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めちゃくちゃクール!かっこいい!
一匹ずつ名前がついてるんじゃないかと思うくらい、それぞれにキャラクター性を感じました。

私のお気に入りは、壁の一部がデコボコしてるところだけレントゲンみたいに骨が見えてるサメです。ユーモアがあっておもしろい。

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お次はもじゃもじゃキャット。

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よく見ると大量の腕が…!
ぞわぞわしますが、この絵を描いた人は有名な人のようで、他にもBMDというサインのあるウォールアートをたくさん見つけました。

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目玉がけっこう特徴的なので、もしかしてサメの絵もこの人かしら。


こちらは屋台のプレハブ。

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まだ閉店中だからこそ、全てのイラストが見れました。ラッキー。
畑を耕すゲームアプリにありそうな絵で、ブタちゃんがめちゃかわいいです。


個人的に結構気に入ってるのは、こちらの生肉でできた中華風ドラゴンです。

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本当はもっと上手に写真が撮りたかったんですが、建物や車の影になってしまいました。残念。

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なぜ肉でドラゴンを?という疑問は置いといて、ピンクの色合いやテカリ、中華料理に使う豚肉の脂肪の分厚さなんかがかわいく表現されてておもしろいと思いました。

ちなみに、日本人以外に「ウォールアート見に行ったよ」と言ってもなかなか通じなかったので、"ストリートアート"と言う方が伝わるんじゃないか、と後になって気がつきました。正式名称はストリートアートなのかしら。


ウォールアート部門の次はオブジェ部門。
私の一番のイチオシ、モヤシの噴水です。

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いや、本当はモヤシじゃないんだと思いますが、私には豆モヤシに見えました。柄の部分もひょろひょろしてるし。それ以降、モヤシにしか見えないオブジェです。


こちらの噴水は仕掛けのあるタイプ。

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水が上から流れてきて、溜まって重くなったら容器がひっくり返って、順番に下の容器に流れていく仕組みです。
次はどの容器が動くのかな、とドキドキしながら待つので結構長時間見ていられるんですが、いかんせん下の容器に流れる時に水が撒き散らされる上に、下のプールへ落ちる時も水が飛び散るので道がびちゃびちゃになっちゃうのが難点。夏なら水しぶきも気持ちよくていいのかな。


こちらは夜に光る街灯ボール。

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ライトがこの玉の中に内蔵されていて、隙間から漏れる光で夜道を照らしてくれます。想像以上に明るいですし、昼は腰かけれてベンチ代りになるし、デザインも他にない感じでステキなんです。

でも、分かる人にしか通じませんが、ポケモン赤緑バージョンで道端に落ちてるアイテムボールに見えませんか。
私は初代ポケモン世代なので、この街灯のボールを見た時に変にテンションが上がってしまいました。レッド(サトシ?)もアイテム見つけた時はこんな気持ちになるんだろな。


こちらは足のある映写機モンスター。

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日本だと通行の妨げになるから、とオブジェなどが道端に追いやられる気がしますが、ニュージーランドはこういうのが平然と道の真ん中に存在してます。
よく見ると、足にニンテンドー64のコントローラーが彫られてました。

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ロクヨンとか懐かしい。これも私の世代です。ポケモンといい、64といい、ウェリントン任天堂好きなんでしょうね。


そしてこちらは、今にも海に飛び込みそうな像。

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案外ちゃんと丈夫に作られてるので、このオブジェの腕にぶら下がりながら自分も海にせり出すことが可能です。もっとこの人と遊ぶ写真を撮っておけばよかったと今では後悔しています。


これはシーウーチン、ウニの殻のオブジェです。

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ニュージーランドでは、このウニ殻モチーフをよく見ます。ウニが死んで棘が抜けると、こういうおまんじゅう型の骨格が現れるんです。
五放射相称かわいいですよね。ニュージーランドでいつかウニ殻拾いたいです。


こちらはマオリのシルエットに切り抜かれた鉄板。

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ウェリントンと言えばこのオブジェでしょ、というほどよく写真に撮られてます。テパパ博物館の前の道にあるので見つけやすいですしね。

そして、この鉄板のところにある信号機が特徴的でした。なんと、赤と青が両方ともマオリシルエット。
赤の止まれは男性のマオリ。"ハカ"という民族舞踊のポーズをしています。

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青の進めは女性のマオリ。フラダンスみたいなポーズです。

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ちなみに、ここ以外にも市内であと何箇所かマオリの信号を見ることができました。
でもきっと日本で同じようなことをやろうとしても厳しそう。ニュージーランドにはアートやデザインを日常に落とし込んでもOKという風潮があって、そういうところが寛容でいいなと思います。


そして、最後にこれは絶対見てほしいというものを。

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これ、何だか分かりますか?
色合い的にマグロの寿司オバケが2匹並んでるみたいな様相ですが、実はトイレです。

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中は意外に普通。

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トイレの奥にある通気口からにおいを逃す設計らしく、それで首が伸びてるみたいな形になったようです。

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ウェリントンは本当にいろんなアートがたくさんあって、街歩きが楽しかったです。探せばもっと見つかるんじゃないかと思ってます。
宝探しみたいでおもしろいですよね。


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