【ワーホリ】フェリー、そして南島上陸
ついに北島を出る朝がやって来ました。未知の領域、南島への一歩を踏み出します。
今回のルートは、フェリーに乗って北島ウェリントン(Wellington)から南島ピクトン(Picton)の港へ渡って、バスでブレナム(Blenheim)という町まで向かいます。
朝7:00のフェリーターミナル。
首都とは思えないほど静まり返っています。
ネットで予約と支払いをしていたので、あとはチェックインをするのみ。
いざ、乗り込みます。
フェリーの入り口までは、プレハブをぶち抜いたみたいな簡易な通路を通りました。
ここもニュージーランドお得意の「工事中」です。また数年後来たら変わっているのかな。
夜明けを迎えた8:00に出港です。
デッキからの眺め、世界一周の船旅を思い出すなぁ。さらばウェリントン、さらば北島。
フェリーの中には映画館やカフェがありました。コンセントもあるので、スマホやPCの充電もできたり。いろいろと充実してます。
私はコーヒーをいただきました。
船の中ではそれぞれが思い思いに過ごしていました。朝ごはんを食べてる老夫婦がいたり、本を読んでる女の子がいたり、床で爆睡してるお兄さんがいたり。
しかも揺れもほとんど感じず、快適でした。
ピクトン周辺はフィヨルドという氷河が削ったギザギザした形の入り江になっていて、ちょっとした観光クルーズみたいな感じでした。晴れてたし、なんだか得した気分です。
そして、約4時間の船旅を経て、南島へ上陸。
到着予定時刻を40分も過ぎてましたが、私も慣れたもんです。ニュージーランドではよくある事というか、このくらいの遅延なら許容範囲内という感覚になっていました。
シャトルバスに乗り込み、事務所で荷物を受け取り、バス停のあるインターアイスランダー(Interislander)というもうひとつのフェリーターミナルまで移動します。
この辺のアクセスが悪いのもニュージーランドらしいというか。でもそれを全て見越して遅めのバスを予約してたので問題ありませんでした。
この後はインターシティ(lnterCity)というバスを使って、ブレナムという町へ向かいます。
またどこかで紹介すると思いますが、今回の旅ではインターシティのフレキシパス(FlexiPass)という、一定時間分の乗車券を買う、ちょっとお得な制度を利用しました。
ピクトンにもう少しゆっくり滞在してもよかったなぁと思いながら、約30分バスに揺られてブレナムに到着。
ブレナムは英語の綴りがBlenheimなので、チリの友達は「ブレンヘム」のような「ブレンハイム」のような発音をしていました。そしてカタカナ表記だと、ブレナムの他に「ブレニム」と書くこともあるようです。なんだか混乱しますね。
そんなブレナムはワインの町。
でもここは平日の夜なんかはお店がすぐ閉まっちゃう国、ニュージーランド。晩ごはんが食べれてワインも飲めるレストランを探してだいぶさまよいました。
そして見つけたのがマールボロパブリックハウス(Marlborough Public House)というレストランバー。開いててくれてありがとうございます!
ワイン付きのバーガーセットで20ドル(約1500円)。お酒付きでこの値段なら、ニュージーランド価格としては安い方じゃないかと思いました。
バーガーの種類も選べたし、なかなかボリューミーでおいしかったです。
そして、翌日は残念ながら大雨。
晴れてたらもう少し町中をうろうろしてたんですが、図書館とバス停の前のカフェで予約したバスをずっと待っていました。
でも、ステキなカフェで居心地よくてよかったです。
余談ですが、ブレナムは道を渡りたい時に人車が譲ってくれる確率高いと感じました。
みんな優しい。
この時点でまだ旅の全ての予定を立てれていませんでしたが、とりあえず最南端目指して東海岸沿いにどんどん南下して行くことにしました。
次の町はカイコウラ(Kaikoura)です。