【ワーホリ】ケーブルカーと植物園
ケーブルカーで小高い丘に登って、山頂にある植物園に行ってきました。天気も良かったのでいいお散歩日和でした。
現在地はウェリントン。
ウェリントンの観光と言えばケーブルカーというほど、なぜか有名なケーブルカー。ニュージーランドでは珍しいのかしら。
それほど有名なら、さぞ立派なケーブルカーの駅があるんだろうなと考えて歩いていましたが、なかなか駅が見つからない。
あれ?と思いながら看板を確認。
看板の指す先は、なんと、路地裏でした。
え、この先に本当にあるの…?というような暗さです。
でも本当にこの路地の奥に駅はありました。期待してたほどの大きさは全然なかったですが。
路地裏の怪しさとはうらはらに、チケット売り場のスタッフさんは爽やかな感じの人だったので安心しました。
帰りは植物園を通って歩いて降りて来れるようだったので片道でチケットを購入。片道5ドル(約380円)です。
でも入場管理はQRコード。このケーブルカーの規模にしてはハイテクだな。
ケーブルカーは電車とは違って斜めの車両です。おもしろい。
車内はちゃんとイスも窓もきれいでした。
ニュージーランドはほっとくとすぐぼろぼろのまま使っちゃうんですよね。ちゃんとチケット代が活用されてるようです。
座席は街の景色が見えるように最後列を陣取りました。
しゅっぱーつ!
途中のトンネルには内側にライトが設置してあってキラキラしてました。
こういうの、日本にはない感覚ですよね。
そしてあっという間に頂上へ到着。10分も乗ってなかった気がします。
でも見晴らしはいい。街が一望できます。
この景色を見て、なんとなく神戸の街に似てるなという気がしました。神戸はケーブルカーじゃなくてロープウェイで、山頂にあるのはハーブ園ですが。
でも地元に似てるっていうだけでちょっと安心感ありますね。
ケーブルカーを降りてすぐから植物園エリアのボタニックガーデン(Wellington Botanic Garden)が始まります。植物園と言っても無料で公開してる公園という感じでした。無料、ありがたいです。
ルートはいくつか分岐があって道に迷いそうでしたが、道に埋め込まれたタイルに沿って行くと街まで降りていけるようです。親切。
農学部卒なので植物園は基本的にテンション上がるんですが、一番テンション上がったのはサボテン・多肉植物ゾーン。
かわいい子達がたくさんいました。
多肉植物は観葉植物の中でも特に好きです。
こちらは小さなツバキ。
ジンチョウゲも咲いてました。
これはモクレンかな。
こっちはクリスマスローズ。
それぞれの花の日本で咲く季節がバラバラだったので、変な感じがします。
冬の始まりのような、冬の半ばのような、冬の終わりのような。
名前は分かりませんが、うねうねした木。
初めて見ました。おもしろい。
かわいい木の家のオブジェも見つけました。
こういう遊び心があるのがニュージーランドっぽいです。
日本風庭園もあったり。
ニュージーランドの人ってなぜか日本風好きなんですよね。小さい町にも必ずと言っていいほどスシショップがあるし。まぁ、それほど親日ってことかもしれませんが。
温室はあったかかったです。カフェやお土産屋さんも併設されてました。
バラ園が温室前にあったんですが、冬の間は整備中でした。初夏くらいに来れば見頃かな。
でも無料でこんなにゆっくりできて楽しめるなんて、なんていい場所なんだろうと思います。ウェリントンに住みたいくらい好きになりました。
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