【ワーホリ】カワカワの汽車とトイレとオイスター
カワカワ(Kawakawa)は規模としては小さな町ですが、観光汽車や有名なトイレ、穴場の牡蠣の店があったりして、案外見所のたくさんある町でした。
まずは観光汽車から。
カワカワには昔使われていた鉄道の線路が町の中心に残っていて、観光のために汽車を走らせています。
古い駅舎はカフェになっていました。
ここの駅舎が観光汽車のスタートとゴール地点でもあります。
時刻表を見ると、往復で約1時間のツアーが1日4本ほど出るようです。
店内も鉄道仕様。
鉄道マニアがときめくレトログッズが飾ってありましたが、私は電車関連について全然詳しくないので分からず。残念。
この輪っか、何に使うんだろ。
外には汽車が停まっていて、これがカワカワの町のど真ん中を走ります。
電車と違って電線がないから空がよく見えますね。
出発時間になったので、町中の道で待っていると…
お、来た来た。
町のみんなに見守られながら道路の真ん中を進みます。
道にいる人も乗ってる人も、みんな手を振って見送ります。
テーマパークみたいに「は~い、手を振りましょ~」なんてアナウンスがなくても、自然にそうしてる。ニュージーランドの人ってあったかいですよね。こういうの大好きです。
次は有名なトイレを紹介しましょう。
私はトイレマニアという訳じゃないんですが、ニュージーランドにはおもしろいトイレがたくさんあると思ってます。ウェリントンでもマグロ寿司オバケみたいなトイレがありましたしね。
ウェリントンの記事はこちら。
ask46.hatenablog.com
カワカワにもアートなトイレがあるんです。
それがこちら。
不思議の国のアリスみたい。
フンドヴァッサー(Hundertwasser)さんという建築家がデザインしたそうです。実はこの方、日本でも大阪にある宮殿みたいなゴミ焼却場のデザインも手がかけています。知ってる人は知っている。
中に進んでみると、屋根を突き抜けるようにど真ん中に木が植わっていました。
右が女性用、左が男性用です。
そして、柱や壁のデザインをよく見てみると、空き瓶が使われているようです。リサイクルなのかしら。
女子トイレの中はこんな感じ。
こちらも空き瓶が外の光を通して、アートな空間になっています。
町並みも、同じ雰囲気のお店や街灯が一部あったり。ぷらぷら歩きながらアートを見つけるのも楽しいです。
不思議な感じだけど、おもしろみのあるデザインの街灯がありました。
どうやって電球を交換するんだろ。
そして最後は、コストパフォーマンス最高で大興奮した牡蠣について。
オークランド方面からカワカワに帰ってくる時にずっと気になっていた建物があったんです。
つぶれたガソリンスタンドのような佇まいに「OYSTERS」の看板。
通るたびに「ここってお店やってるんだろか…、閉まってそう…」と、気になりつつも通り過ぎていました。
『でも、本当に牡蠣を売ってるなら食べたい!!』
そんな強い思いを胸に検索をしてみると、お店としては営業しているようです。
お店の名前はベイオブアイスランズオイスターズ(Bay Of Islands Oysters)とのこと。いつも朝か夜にこの道を通っていたので閉まってたんですね。
そして、ついに牡蠣を購入することに成功しました。
念願の牡蠣。
殻付きで1ダース20ドル。
大ぶりな牡蠣がごろごろ入ってます。生食の牡蠣がこの値段って、ニュージーランドではめちゃくちゃお得です。
牡蠣の店といっても持ち帰り専門なので、私はお店の外にあるカウンターで食べました。
もちろんレモン持参です。
新鮮だから、みずみずしくてぷりぷり。おいしかった。最高。
12個も食べたのに、食べ終わった瞬間におかわりしようかな…と思うほど良かったです。
カワカワ、意外にあなどれない町ですね。