【ワーホリ】楽園の山の巨大なへこみ
いつもマウント"イーデン"なのかマウント"エデン"なのか発音がわからなくなる。そんなMount Edenに登ってきました。
名前の由来は、楽園のように美しいから、という理由ではなく、オークランド初代伯爵のジョージ・イーデンさんにちなんでつけられたんだそうです。
そっか。ちょっと残念。
マオリ語ではMaungawhauというようです。
調べてみたら、maunga=山、whau=コルクの木、という意味でした。
コルク、生えてたのかしら。あんまり意識して見てませんでした。
デボンポートで登ったマウントビクトリアも山と言うより丘でしたが、こちらのマウントイーデンも小高い丘なので簡単に登れます。
道路はついてますが、途中の駐車場から頂上までは徒歩。いい天気でした。
カルデラが見えてきました。
思ったより大きいです。
このマウントイーデンは元々火山で、山頂にすり鉢状にへこんだ噴火口があるのが特徴です。
私は火山好きなので、けっこうテンションあがりました。山のてっぺんが噴火で吹っ飛んでこのへこみができたんですよ。いいですね。
遠くに街並みが見えます。オークランドのシンボル、スカイタワーも。
すごく見晴らしがよかったです。
ぐだぐだ登って30分、山頂のシンボルに到着しました。
ニュージーランドの山(っぽい丘も含めて)の一番上には必ずと言っていいほど、この白黒の三角形の目印があります。
そして、その下に各国の主要都市までの距離が書いてあるプレートもありました。
東京まで8847kmだそうです。
一緒に登った韓国の子が「ソウルがない…」と言っていましたが、たぶん方角が日本とほぼ同じだから書くスペースがなかったのかと。
ごめんな、東京が陣取ってしまって。
そして最後にもうひとつ、エピソードを紹介しましょう。
この人は、このマウントイーデン登山の最初の方から最後まで勝手にずーーーっと後ろをついてきたバングラデシュ出身のおじさん。
写真撮ってくれだの、君の名前は何だの、私は足が遅いからちょっと待ってくれだの、ずーーーーーっと何かしら話しかけてきて、内心めんどくさかった私。
しかも声がでかい。すれ違う人にもどんどん話しかける。恥ずかしい。仲間だと思われたくない、という気持ちが芽生えるレベルです。
途中からほぼ無視を決め込んでいましたが、一緒に行った韓国人の子は最後まで相手をしていて、本当に韓国の子はいい子だし年上を敬う文化が根強いんだな、と感心していました。
ありがとう。そして、押し付けてごめん。
でも、おもしろかったのが、英語の発音が独特でRとLのなまりがきつかったこと。
父親のFartherのことは「ファーザル」、母親のMotherのことは「マーザル」、人々という意味のPeopleは「ピオプル」 と言っていました。
インド系の言語を話す人は発音のクセが強いらしい、と聞いていたので、これがうわさのアレか!と妙に納得。
でも、私も韓国人の子もどちらも聞き取れない時があって「え?え?今、何て言ったの?」って何回もおじさんに質問したりしてお互い笑ってました。
今となってはいい思い出です。