旅と、ごはんと、それから私

1988年生まれ理系女子による旅&ごはんブログ。「いってきます」と「いただきます」を楽しみに生きています。

【ワーホリ】カスタマイズラーメンに挑戦

ニュージーランドは意外に中華系(中国、台湾、香港、マレーシアなど)の人口が多くて、中華料理のお店が充実してることに気がつきました。もしかしたら、こっちに来てから日本料理よりも中華料理を食べているかもしれません。
そして今回、ずっと気になっていたフードコートの一角にある冷蔵庫の謎が解決しました。

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オークランド・KロードのアジアンスーパーマーケットLim Chhourの前にあるフードコート。
その中のお店のひとつで、カウンターの右側に野菜やおでん串みたいな具の入った冷蔵庫がありました。

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こないだまで、この冷蔵庫の中のものが何を意味してるのか全くわかりませんでした。
野菜のバラ売り?
鍋の具材?
注文した料理の追加トッピング?

お店の人に質問したかったんですが、なんせ私の英語力がしょぼいので、うまく質問できたとしても相手が何を言ってるのかわからない可能性があって、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

ただ、観察してる限りでは、中華系の人たちがボウルに野菜を取って、レジへ持って行って、お店の人に中国語で注文してる感じでした。


しかし、この謎が解決した日、一緒にうろうろしてた友達にそのことを告げると「え、おもしろそう!やってみよう!」と提案されて、あれよあれよと言う間に注文することに。
でも今となってはその友達に感謝。めちゃくちゃ楽しかったです。

注文方法は簡単。
まずはボウルとトングが置いてあるので、それを持って好きな具材をピックアップします。

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値段は冷蔵庫のコーナーか壁に貼ってある料金表に書いてあります。

こっちの冷蔵庫には串に刺さった具材。

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魚肉ボールやウインナー、お揚げさん、鶏肉、エビなどがあります。
たぶんニュージーランド人はあんまり食べないであろうホルモンもありました。私はホルモン好きです。


こっちの冷蔵庫は野菜系。

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チンゲンサイやホウレンソウなどが並んでます。
ちょっと洋風にブロッコリー、カリフラワーもあったり。

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個人的には、キノコの種類が充実してて感動しました。シイタケ、キクラゲ、ヒラタケ、エノキなどなど。ニュージーランドの普通のスーパーには白と茶色のマッシュルームしか並んでないので。

謎の黄色いペラペラしたものもありました。

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何だろう。もしかして湯葉


麺もたくさん種類があるので、選び放題です。
もちろん細麺と太麺のミックスも可能。

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私は海鮮ラーメンにしたかったので、エビやタコ、魚のすり身をメインの具材にしました。
麺は大好きな刀削麺です。

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これをレジに持って行って、お金を払います。
お店によってルールが少し違うと思いますが、ここの店は最低9ドル(約700円)の具材を買わないといけませんでした。ちなみに私のはこれで11ドル(約850円)でした。

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それでもニュージーランドのレストランで外食すると12ドルは軽く超えてくるので、安い方ですね。

そして、お会計の時に汁について質問されます。
レジで店員さんが聞いてくるのはこの2つです。

  • 辛さレベル
  • スープの種類

辛さレベルは、全く辛くないレベル0から、超辛いレベル10まであります。
私は辛いの好きですが、初めてだったので様子が分からないこともあり、無難にレベル3にしました。

スープの種類は、オリジナルスープかホットスープを選べます。ここで言うホットは熱いって意味じゃなくて、辛いという意味。
今回はオリジナルスープを選びました。
辛いのが超好きな人はここでホットスープを選んで辛さに追い打ちをかけてください。花山椒(花椒 / ホアジャオ)のきいた麻辣スープです。


そして、お金を払ったらあとは待つのみ。
ドキドキわくわくです。

奥の調理場でおっちゃんが茹でてくれるのがチラッと見えます。どうでもいい話ですが、このおっちゃん、私の行ってた塾の数学の先生に似てるんですよね。

お椀に盛ってくれたらカウンターに私の麺が登場。
オリジナルラーメンの完成です。

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大好きなキクラゲも入れたので、見た目からして幸せいっぱいです。
いただきまーす。

味は担々麺のような、豚骨のような白濁したスープがベースで、さすがラーメンのルーツは中華、という感じでめちゃくちゃおいしかったです。
どんな具材にしてもおいしく作ってくれるおっちゃん、ナイスです。

こっちは違う日に行って作ったホルモンラーメン。
ハチノスと白センマイを入れました。

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もう私の行きつけのお店になりました。次は何ラーメンにしようかな。


ここで、日本人でよかったなと思うのが、漢字が読めること。

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メニューを眺めてたら、このカスタマイズできるラーメン(麺を入れなければスープ)の名前が判明しました。正式名称は「麻辣燙(マーラータン)」というようです。
お店によっては「麻辣湯」という表記になっていますが、基本的なルールとしては、好きな具材を取ってレジに持って行ってお金を払うスタイル。これでどこのマーラータンのお店に行っても怖くないですね。

またひとつ、世界が広がりました。


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