【ワーホリ】マオリの新年を祝う
2019年は6月25日がマオリの新年"マタリキ(Matariki)" でした。新年って1月1日だけじゃないんですよね。ちょっと不思議な感覚です。
南島へ向かう旅でウェリントンに滞在中。
ウェリントンでは、マタリキのお祝いとして花火を上げるSky Showという催しをやっていました。
本当は私がウェリントンに到着した6月29日開催でしたが、風が強いということで30日に延期になっていました。
ゆっくり見れてラッキー。
市内に設置してあるフリーペーパーにもマタリキについて説明しているページがありました。
マタリキとはおうし座のプレアデス星団(日本ではスバルと呼ばれてます)のことを指していて、7つの星からなっています。このプレアデス星団が東の空に昇ったすぐ後の新月の日が新年になります。
マオリの部族によっては少しずつ解釈が違ったりもしますが、だいたい6月中旬あたりに新年が来るそうです。
なるほど。毎年新年の日が変わる中国の春節みたい。
天体の動きによって日を決めたりするってなんだかステキですよね。ロマン。
新年のお祝いイベントということで、テパパ博物館にはマタリキをイメージしたデザインの服がショーウィンドウに飾られていました。
こちらは、会社のエントランスの一角。マタリキの星の飾りつけがしてありました。
きっと日本で年始に門松を飾るのと同じようなものなんですかね。季節を感じるディスプレイ。
開始時刻は18時半。花火会場は私の泊まっているゲストハウスのすぐ近くだったんですが、場所取りの事を考えて30分前に出たら、すっかり外は真っ暗。こちらでは冬至が6月22日だったので、本当に日が短いです。
それにしてもすごい人だかりでした。さすが大きい街。屋台も出ていて、初詣とか夏祭りを思い出しました。
ただ、花火は理系目線で見てしまう私。
花火の色を見て炎色反応を考えてました。リアカー無きケー村…。ロマンチックのカケラもないですが。
でも自分のこんな性格、嫌いじゃないです。
花火自体はものの10分で終わってしまいましたが、港の海上から上げていたので、水面に反射しているのも見れてきれいでした。
1年に1度のイベントに参加できてよかったです。
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